model aに引き続き、Libwork、Arup、京谷建築設計室と共に取り組んでいる「土と木」のハイブリッドによるモデルハウス。
model bは、富裕層をターゲットに100㎡程度の平屋建てで計画された住宅のプロトタイプであり、土を主成分とした3DP壁と一般的な在来工法での木軸フレームによって構成されています。
ここでは、自然と共生しながら実用的かつ魅力的に暮らせるバリエーション豊かな間取りを可能にする為、WASP社によるオンサイト出力のプリンター特性への適合と屋外環境の室内への取り込みを意図したクラスター型のプランニングシステムを提案しました。またmodel aでは、短期間での設計・施工故、3DP基材に若干のセメントを用いていましたが、今回は自然由来の材料のみで前回より高い強度の土壁を出力が可能となっています。
earth houseは、「環境と健康」をテーマに我々が地球上で健やかに暮らし続けられる未来の住まいのあり方を探求するプロジェクトであり、究極的には、土に還るか再利用できる材料を用いて、ローカル工務店の力を借りながら概ねセルフビルドで家を建てる方法を模索するものです。
※ 今春の竣工を目指して建設中
https://ogawaadesign.com/works_projects/lib-earth-house-model-b/